巻き込まれないためのポイント

巻き込まれないためのポイント

旅行会社によるトラブルが起きる事例はいくつかありますが、多いのは予約が取れていないことです。主にその日に泊まる予定であった宿泊施設の部屋の予約が取れていなかったり、公共交通機関の座席が取れてていないなどの事例がみられます。さらには、旅行代金を事前にきちんと支払ったのにチケットが届かない問題もあります。このケースでは最悪の場合、旅行会社自体が連絡が取れなくなる事例もあるので悪質な企業には気を付けなければなりません。ほかにも違約金が発生するような問題が起きたあと、担当者が返金に応じてくれないなどといった報告例もみられます。
旅行会社とのトラブルに巻き込まれないためのポイントは、事前に会社の評判を口コミサイトなどで調べることが重要です。中には、質の悪い旅行代理店もありますのでそうしたところは避けておきましょう。それでも企業との間にもしも何らかの解決しがたい問題が発生した場合には、消費者生活センターに問い合わせて対応してもらうことが重要です。

旅行会社とツアーのための契約を結ぶときの注意点

旅行会社が企画したツアーの契約を結ぶときには、まず「旅行業約款」を確認しておきましょう。なぜかというと、旅行会社とツアー参加者との間の取り決めは、この旅行業約款が基本となって決められていっているからです。この約款は契約手続きをする時にも見せられるほか、旅行会社の公式Webサイトにも掲載されていていつでも確認できるようになっているので、後々トラブルが発生したときのためにも必ず一度は読んでおきましょう。
旅行会社との成約後は、通常は各々の参加者が出発に向けて準備をはじめていきますが、時にはやむを得ない事情ができてツアー参加を取りやめなければならなくなることがあります。もし、このような事態になったら、すぐに旅行社に連絡を入れましょう。連絡をするのが遅れると、キャンセル料になる旅行代金の割合がどんどん大きくなっていきます。また、旅の途中でツアーに組み込まれていない場所に立ち寄りたいときや、移動手段を変更したいときにもスタッフは対応してくれますが、場合によっては変更補償金と呼ばれる費用を請求されることがあります。旅行の予算が決まっていたり、旅費をおさえたいと考えている場合は、スケジュールの変更は無いようにしましょう。